『水が危ない!消えない化学物質「PFAS」から命を守る方法』

2024年7月23日火曜日

t f B! P L

 こんにちは、Nami(@nami_mercaru)です。

PFASについての本『水が危ない!消えない化学物質「PFAS」から命を守る方法』を読みました。

PFASのことは昨年(2023年)ぐらいから知って気にはなっていたのですが、最近NHKのクローズアップ現代(追跡!全国“PFAS汚染”発がん性も?汚染源は?)でも取り上げられていて、今回読んだ本の著者の京大准教授、原田先生はこの番組にも出演されていました。本は内容が専門的で難しいかな?と思ったのですが、そんなことはなく、一般人にもさらっと読める内容でかつ勉強になりました。


■PFASとは?

PFASは「有機フッ素化合物」と呼ばれることもある、自然界にはほとんど存在しなかった、人工的に作り出された化学物質。1940年代に開発されてから、その特性を生かして様々な製品が作られてきました。撥水効果があるレインコートとか、化粧品とか、フライパンのコーティングなど。この特性がゆえに、自然界では分解されず「難分解性」「環境残留性」が問題になっています。

人体への有害性が明らかになってきており、PFASを初めて商業的に開発したアメリカの化学メーカー3Mは2000年に製造中止を発表しました。2023年にはWHOの専門機関であるIARC(国際がん研究機関)が、PFASに含まれるPFOAを「発がん性がある」、PFOSを「発がん性の可能性がある」と発表。

このPFASは、目には見えないし、臭いもない物質なので、知らず知らずのうちに、例えば川の汚染で水道水に混入しその水を飲むことで体内に摂りこんでしまうことがあります。

日本でもPFASによる水の汚染が問題になっていて、私もニュースなどでた目にしたりすることはあったのですが、欧米各国に比べて対策は遅れをとっているのが現状のようです。


■水道水のPFAS対策

PFASの身体への影響で一番気を付けなければならないのは口から直接摂り込んでしまうこと。大気中に拡散していて呼吸と共に吸い込んだり、肌に付いて体内に入る経皮吸収ということもありますが、これは口からの摂取に比べたら大きな摂取量にはならないそう。

水道水のPFAS濃度について、日本でも多くの自治体が検査をしていて、ホームページで公表しているところもある、と本を読んで初めて知りました。PFOSとPFOAの濃度の合計が50ng/l より十分低くなっているようだったら、そのまま飲み続けてもそんなに大きな影響を受けることはないそうです。
私も早速、住んでいる自治体の水道局を検索してみたらきちんと検査結果が公開されていて、本に書かれている基準を下回っているようだったので、安心することができました。
今後も定期的に確認していきたいとは思ってます。

個人でできる水道水のPFAS除去の対策としては、浄水器の使用が有効とのこと。これを知ってから、私は浄水器のカートリッジの交換を今までより真面目にやるようになりました。メーカーで推奨されている交換の頻度よりも、早めに交換したほうが良いみたい。そして、水道水を口に入れるものに使うときは必ず浄水器を通すように気を付けています。
冷蔵庫で氷を作るときは、浄水器の水は推奨されてないので、それ以外ですね。でも自治体の検査結果が大丈夫だったので氷を作るときも気にならなくはなりました。

■水以外に注意すること

魚も体にPFASを貯めてしまう可能性があるので、海の魚よりは川魚、また身より肝により注意が必要みたいです。肉は魚ほど注意はいらないそう。体には肉より魚のほうが良いと言われているので、悩ましいところですね。やっぱり食材は偏らずバランスよく摂るのがいいのかな、と思います。

フッ素加工のフライパンなども、製造過程で加工のための補助剤として大量のPFASが使われているけれど、コーティングの時の高熱で分解するため製品の表面にはほとんど残っていないそうです。一方、注意しなければならないのはカップケーキの型や何回も使えるフッ素加工されたオーブンシートで、高い熱をかけられないのでPFASが十分除去できていない可能性があるとのこと。それからファストフードやコンビニの食品包装にもPFASが使われていて(油がしみこまないので手がべとつかず便利)要注意。マクドナルドやバーガーキングは2025年までにPFASの使用をやめると発表しているので、その辺のニュースは私もアンテナはておきたいなと思います。

化粧品については含まれる成分の中に「フルオロ」とあるとPFASのことらしいです。(ただし「フルオロフロゴパイト」という成分は無機フッ素化合物でありPFASではない。)なので、成分表示に「フルオロ」がないことを確認すると良いみたいです。


PFASのことを一般の人がまとまった知識として理解するのに有益な本だなと思います。

Amazonで1,694円、メルカリではまだあまり出てないみたいですが、1,400円ぐらいで出てた実績がありました。

このブログを検索

ブログ アーカイブ

お問い合わせ

名前

メール *

メッセージ *

QooQ