こんにちは、Nami(@nami_mercaru)です。
松浦弥太郎さんの「センス入門」を読みました。2013年の本ですが、最近になって書店の平置きコーナーに並んでいるのを見ました。こういう出会いがあるから、今では少なくなった本屋さんにも定期的に行くと良いですよね。
■松浦弥太郎さんについて
松浦弥太郎さんは「暮らしの手帖」の元編集長ということで大変有名な方ですね。暮らし系の本も何冊も出ていて、私もいくつか読んだことがありますが、なんとなく、雲の上の存在と言うか、恐れ多いなぁ、って感じがしながらいつも読んでた印象です。
「センス」というキーワードにも、とてもぴったりイメージが結びつくので、この方が書かれたセンスに関する本なら必ず学びがありそうだな~、と期待して手に取りました。
■センスとは?
センスとは何か?「センスが良い」ってすごく褒め言葉で、私自身が言われたら、そう思われたら、嬉しいなって思うキーワードだけど、何となく使っている言葉で、改めて説明しようとすると難しい思います。
この本には、センスについてこんな説明で書かれていました。
センスは「選ぶ」もしくは「判断する」ということ。
選ぶこと、か~。確かに人生選択の連続なわけで、その選び方が良ければセンスは良くなるだろう。
結局センスのよさとは、生きていくことのすべて。おしゃれな格好をしていればセンスがいい、ではなくて、人付き合いとか話し方とか、時間の使い方とか、お金の使い方とか、自分の生活も含めて全部センスのよさが必要。何かひとつがよくてもだめ。センスのよさとは、とどまるところを知らないバランス感覚。
「センスの良さはバランス感覚」名言ですね~。バランス感覚、大事。
■センスと美徳
センスがよい、を日本の言葉にすると「美徳」だとも書かれていました。
美徳は人に対してすなおに生きる、自分自身にとても正直にすなおに生きる、というような意味。
美徳とは何か。武士道、徳を積む、わびさび、義理と人情、粋であること、足るを知るという意味の知足、謙遜、無常感、改善、志。
無常感は、ないものがもつ美しさのこと。別の言葉で言うと、目に見えるものだけを追うのではない、ということ。
美徳と言う言葉は、あまり普段使わないけれど、これを機にその概念理解しておきたいなって思いました。「ないものが持つ美しさ」とか...深い。「足るを知る」は結構好きな考え方なんだけど、「知足」という言い方をするのは初めて知りました。これが「センス」と通ずるとは、考えたこともなかったな。
■センスを磨くためにできること
一番知りたいのは、自分がセンスアップするにはどうしたらいいかってこと、ですよね~。私がこの本から学んで、メモっておきたかったことを書いていきます。
まずは今の自分のセンスと向きあうこと。そこから一歩ずつゆっくり階段を上がるようにセンスを磨いていきましょう。
今の自分のセンス、ねぇ。現実と向き合うところから、というのはなんだって同じだね。点数付けられるわけじゃないから客観的に自分のセンスがどうかを理解するのは難しいけど、だからこそ、今のままでは満足しないで向上していきたいものです。
清潔感。目に見えないところをできるだけきれいにする。足の裏、耳の裏、爪の中。誰も気づかない、指摘しないところを清潔に保っておく。心の中、引き出しの中。センスを良くするために最初にするべきことは、洋服を買いに行くことじゃない。
清潔感は、年を取ると余計に大事ですね... 目に見えないところをきれいにとかほんとその通り。ズボラなので、気をつけなくちゃと改めて。
あいさつ、挨拶をするときはその人の名前をつける。上手なあいさつというのがある。TPOがある。
挨拶は、しっかりするように心がけているけれど、TPOまで意識できてるかと言うとなかなかですね。名前もほとんど付けたことないかな。意識してみよう。
値段をすぐ見ない。値段を見ずすなおな気持ちでその商品を見る。
値段、めっちゃすぐ見てしまう!というか正直言ってまず先に気になるのが値段だわ...値段を見る前にもうちょっと一呼吸置くようにしようと反省しました。
人に薦められたことはなんでも試してみる。そうすると発見がある。食わず嫌いはよくない。人から見ればあなたらしくない、という場所があればあえて行く。そういうこともセンスを磨くには大事。
この辺はちょっと意外なエピソードでした。松浦さん、自分の信念があってやらないことはやらない!というイメージがあったけどそんなことなくて柔軟なんだな~って。なんでも試してみることが大事とは理解できていたけど、センスを磨くために、という発想はなかった。なるほどね。
センスを磨くためには、センスのいいものに触れることがとても大事。センスのいい空間には、自然にセンスのいい人が集まる。美術館とか。紹介されていた一つが原美術館。建物も庭も、窓のフレームひとつをとってもすばらしい。ものの置き方も勉強になる。どれかひとつでも自分の目で発見して、暮らしのなかで真似することができればしめたもの。センスを磨くとはそういうこと。
真似したくなる人がいたら、すぐにでも真似をするべき。真似してみると、また違う発見がある。センスを磨くとはその繰り返し。
「知らないこと」の格差は意外と大きい。
自分は本当に「この人はセンスがいいな」と思ったら、その人が何を見ていたか、何を読んでいたか、何を聴いていたか、それをよく調べてみるというのは大切。わからないからといってあきらめない。何かがわかるまで絶対あきらめない。
センスの良いものにふれること、センスの良い人の真似をすること。この辺は想像通りと言えばそれまでなんだけどやっぱり、って感じです。自分にはアートが理解できる自信もなくて美術館とかほぼ行かないんだけど、そういうところ良くないよね。
あとは「この人の真似したい!」って人もそんなに具体的にはいないのだけど、そういう人を見つけることも大事なんだと思う。探してぜひ見つけたいものです。

