こんにちは、Nami(@nami_mercaru)です。
女の子の幸せって何だろう?
素敵なパートナーと結婚すること? 自分でやりたいことを見つけて稼ぐこと?
娘が生まれた瞬間、いや妊娠中に娘の性別が判明した瞬間から、頭にこの質問が浮かんできて離れなくなりました。もちろん幸せは人それぞれなのは大前提。そして、理想は両方だけど、どちらかと言えば後者でしょ。ほんとうに??
漠然とこんなことを思う私が、タイトルに惹かれて読んだのが、漫画家西原理恵子さんの書かれた本、「女の子が生きていくときに、覚えておいてほしいこと」です。
西原さんの波乱万丈の人生が描かれつつ、反抗期を迎えた娘さんや息子さんへのメッセージ性もありつつ、娘を持つ母親として勇気づけられる指南書だなと感じました。
■西原理恵子さんのこと
1964年生まれ高知県出身の漫画家の方で、作品としては「毎日かあさん」が有名なのかな、と思うけど、私はあまり漫画は読まないこともあって、「毎日かあさん」も読んだことがないし、西原さんのこともほぼ存じ上げませんでした。2017年発行のこの本に「現在、高須クリニックの高須院長とお付き合いしている」エピソードが出てきて、あぁそういえば、そんな話も聞いたことあったな、と思い出した程度。
この本を読むにつれ、反抗期の娘さんとそれよりも年上の息子さんがいること、最初の結婚でかなり苦労されていて、当時の旦那さんからDVを受けつつも旦那さんは亡くなってしまいシングルマザーだったこと、絵の仕事で成功するためにもかなり苦労をしてきたこと、などの背景を知りました。
文章がわかりやすいし面白いのでどんどん読み進められます。そして、強く自分の力で生きてきた人の言葉なだけに、説得力があります。
■娘に伝えたいこと
この本で言っているメッセージを一言でまとめたのが帯にある言葉「王子様を待たないで。お寿司も指輪も自分で買おう。」なんだと思います。
・悪い男から逃げるためにも生き抜くための戦略は必要
・結婚する時には夫に秘密の貯金を作っておく(つらい場所から逃げるための軍資金。もし母親で娘がいて、余裕があるならいざという時の虎の子を持たせてあげると良い)
・どんな時でも、次の一手は自分で考えて自分で選ぶ。幸せは自分で取りに行く。
西原さんが娘さんに向けて書かれたメッセージ本のようなのだけど、すべての女性に向けたメッセージにも読めます。私自身に対して言われているとも捉えられるのだけど、やっぱりこれから社会に出ていく娘に対して、上手く伝えたいメッセージだと思います。
世の中、女性の社会進出とか、自分の力で稼ぐとか、いろいろ言われて変わってきているとはいえ、まだまだ女性が抱える悩みは多いと思う。先日読んだ韓国の小説「82年生まれ、キム・ジヨン」でも考えさせられた通り。
■子の思春期を想う
「娘が巣立つ日を迎えたら、母親の立場は、女友達どころか元カレと心得るべし。新しい彼氏に夢中の人間にしたら元カレなんて鼻クソ。」
この言い方、わかりやすい。私は自分の反抗期がまあまあ激しくて、その時の感情は今でもわりと鮮明に覚えているのもあって、子供たちの反抗期について構えてしまいます。(自分でやっておきながら親には悪いけど、)親の立場からすると自分がしたようなことを子供にされたら、心配すぎてどうしたらいいかわからなくて発狂してしまうかも!!
この本で西原さんの娘さんの反抗期に対しての考え方を読むと、そんなもんだよな、と少しは冷静に受け入れられそう。またその頃になったらぜひ再読したいです。
「ちっちゃかったふたりが、『かーしゃん、抱っこしてー、抱っこしてー!』ってくっついてきたあの時、もっと、ぎゅーっと、何度でも抱っこしてあげたらよかった。家なんてもっと汚くてもよかった。~中略~ 家事なんて、全部あとまわしにしたらよかった。もったないことしちゃった。だってあんな時間はもう二度とない。」
これ読んで、子ども達との今この時期は過ぎたら戻ってこないのだな、と思うと胸がぎゅっとなりました。家事、子育て、仕事、毎日バタバタだけど、将来の自分が今のこの時間をどんなに懐かしく愛おしく思うかが容易に想像できました。

